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written by ゆゆっゆ

0.問題を調理するための用語解説

文節と単語について

文節:最小限 意味が通るまとまりのこと。
単語:文法上の最小単位(文節より細かい)。

例:「私の名前はゆゆっゆだ。」を…
文節に区切ると→「私の/名前は/ゆゆっゆだ。」
単語に区切ると→「私/の/名前/は/ゆゆっゆ/だ。」

※文節に区切るには、「『ね』を挿入しても意味が通じるところ」で区切る…
ってうちの国語教師は言ってた(「私のね、名前はね、ゆゆっゆ。」みたいに。)

活用とは

用言(動詞・形容詞・形容動詞)と 助動詞  の終わりの形が、下につく語によって変わること。
例)
走ら/ず
走り/けり
走る。←言い切りの形=終止形
走る/とき
走れ/ば
走れ/!

※1つの単語の中でも変化しない部分と変化する部分がある。
(上の「走る」だと「走」の部分は変化せず、残りの部分が変化している)
変化しない部分のことを「語幹」と呼ぶ。

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※未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形←これなに?

→これを「活用形」という。(説明が超絶ムズい…)
活用表(表はかくのダルいので「古文 活用表」みたいにググってみてください)を書くときには、原則上からこの順番で書くことになっている…けど、たぶん質問したいのそこじゃないよなあ

超カンタンに(つまり正確性を二の次にして、ざっくりと)言うなら、
未然形:下に「ず」がつくときの形
連用形:下に用言がつくときの形
終止形:下に「、」や「。」がつく(≒文がそこで終わる)ときの形
連体形:下に体言、つまり名詞がつくときの形
已然形:下に「ども」や「ば」が付くときの形
命令形:命令するときの形 (例→走れ!)

例:「走れ/ども」←ここでは「走る」が已然形になっている


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1.文語?口語?ってな~に

古典の勉強においては、

  • 文語=古語(昔の言葉)
  • 口語=現代の言葉

を指します。なので、もし問題文に「口語訳してね」と書いてあったら、現代の言葉にしろということです。


ここまで長々とお疲れ様!いよいよ本題に入ります!

2.各品詞の種類と特徴

品詞は全部で10種類!イカれたメンバーを紹介するぜ!!

1.動詞

  • 活用する。
  • 自立語。
  • 言い切りの形がウ段で終わる。
  • 例外が4つだけ存在(あり・をり・はべり・いまそかり)
  • 動作を表す。

    例:走る、飲む など。

2.形容詞

  • 活用する。
  • 自立語。
  • 言い切りの形が「し」で終わる。
  • ものごとの状態や性質を表す。

    例:をかし、つきづきし、いとほし など。

3.形容動詞

  • 活用する。
  • 自立語。
  • 言い切りの形が「なり」もしくは「たり」で終わる。
  • ものごとの状態や性質を表す。

    例:静かなり、あはれなり、堂々たり など。

4.名詞

  • 活用しない。
  • 自立語。
  • 具体的な対象(物体・物質・人物・場所など)を表す。

    例:水、パソコン、メガネ、山田たろう、扇
    ※古典の時代に存在しないものも、↑の例には含まれています

5.副詞

  • 活用しない。
  • 自立語。
  • 主に用言(動詞、形容詞、形容動詞)を修飾する。

    例:
    いと/うつくしう/て/ゐ/たり」:とてもかわいらしく座っていた
    疾く/去ね」:はやく去れ

6.連体詞

  • 活用しない。
  • 自立語。
  • 体言(≒名詞)を修飾する。

    例:
    いはゆる/折り琴」:世に言うところの折り琴
    かかる/行い」:このような行い

7.接続詞

  • 活用しない。
  • 自立語。
  • つなげる(語彙力0)。まあ見ればわかる気がする。

    例:されども 、 あるいは など

8.感動詞

  • 活用しない。
  • 自立語。
  • 修飾するとかされるとかじゃなくて、独立している。

    例:「あなや」(「あーれー」的な意味)

9.助動詞

  • 活用する。つまり、下にどんな単語がつくかによって形が変わる。

    例:「学ば/」→「学ば/ざる/者」

  • 付属語。

10.助詞

  • 活用しない。つまり、下にどんな単語がつこうと単語の形が変わらない。

    例:「柿/食へ//鐘//鳴る/なり(以下省略)」

  • 付属語。
  • 古語特有のものに「係助詞による係り結び」というものがある。
  • 「助詞」という大きなくくりの中に「係助詞」という仲間が入っていて、
    • 「係助詞」の仲間のうち、係り結びに関係する特殊なものが5種類ある
      (ぞ・なむ・や・か・こそ)
    • 上の5種類のうち、どれかが文中に出現すると、古語のルール 「係り結び」が発動!! して、その文の最後の語が終止形や命令形ではなく、別の形になる
    • 具体的には

      ぞ・なむ・や・か→連体形
      こそ→已然形
       になる

  • 例:「あざ笑ひ/て/こそ/立て/り/けれ。」

    →「こそ」が出現⇒文末が、終止形「けり」から已然形「けれ」に


ここまで読んでくれてありがとう、本当にお疲れ様!

適度に休憩を取ってね!

あと、この資料(?)に間違いやわからないところを見つけたら

鮎川ゆりは(ゆゆっゆ のメイン名義です)  まで連絡してね!

更新履歴

2025.01.18 初版 (鮎川ゆりは名義で公開)
2026.03.13 第2版(ログツー向けにゆゆっゆ名義で公開。また「名詞」の項にある例を一部変更)


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